パルモ三鷹整体センター【東京】の脊柱管狭窄症専門コースのご案内

脊柱管とは何でしょう？
脊柱管は背骨の骨の中にある、脳から続く脊髄（神経）を通すための管です。
脊髄は脳からの指令を体中の内臓や全身の筋肉に伝えるための大切な道筋です。

脊柱管狭窄症とは、年を重ねるにつれて脊柱管が狭くなってくる病気です。
その結果、神経や血管を圧迫するため足や腰に痛みを感じたり、
しびれや麻痺等の症状が出ます。

脊柱管が狭くなると、具体的にどのような症状が現れるでしょうか？

どの神経を圧迫するかによって症状は微妙に違いますが、

基本的には間欠性跛行（かんけつせいはこう）という特徴的な症状があります。
間欠性跛行とは、歩いている内に腰から足にかけて痛みやしびれがでてきて、
休み休みでないと長く歩けないというような症状です。
一度腰を曲げて座ったりして休むとまたしばらく歩けます。

歩くのは辛いが自転車なら大丈夫という人も多いです。
神経の圧迫症状が強い場合は、まっすぐに立つことや仰向け、
うつ伏せに身体を延ばして寝ることすらできません。
また、狭くなった脊柱管の場所によっては直腸膀胱障害といって
排尿排便に支障が出ることもあり、非常に厄介です。

脊柱管は、年をとっていくと誰でもある程度狭くなってきます。

では、狭くなれば全ての人に痛みやしびれが出るか？というと、
実はそうではありません。
脊柱管が狭くなっても、症状が出る人と出ない人がいるのです。
その違いとはなんでしょう？
それは、脊柱管の周りの筋肉が硬くなることで血流が悪くなるかどうかです。

脊柱管が狭くなっても背骨わきの筋肉が柔らかく、血流が良い場合は、
脊柱管から背骨の隙間をぬけ出てくる神経の通りが良く、
症状はあまり出ないようです。
しかし、背骨わきの筋肉が硬く血流が悪いと、脊柱管から背骨の隙間を
ぬけ出てくる神経の通りが悪くなり、痛みやしびれを引き起こすと
考えられます。
よって、脊柱管の狭くなった部分を手術しても症状が完全には
良くならなかったり、しばらくたってからまた再発するのは、
筋肉の硬さと血流の悪さが原因です。

脊柱管狭窄症の治療は、まずこの背骨の
わきにある筋肉をどのようにして緩め、
血流を改善させるかがポイントになります。
当院では、

１）仰向けで腰の最深部にある大腰筋や
　腸骨筋を緩め、椎間（背骨と背骨の間）
　の隙間を広げるストレッチ

２）横向きやうつ伏せで背骨のわきの
　筋肉の緊張を丁寧に緩める
　※場合によっては鍼灸も効果的

これらの施術により、背骨の周りの筋肉が緩むと椎間が広がりやすくなり、
神経の圧迫されている部分も解放されて症状もよくなります。